瞑眩(めんげん)ってなに!

東洋医学には、瞑眩(めんげん)という言葉があります。

これは、治療後一時的に起こる症状の倦怠感や悪化のことをさします。

しかし東洋医学では、この症状を、副作用とは違う「好転反応」ととらえています。

鍼灸での施術は、身体のバランスを整え、自然治癒力を向上させるというものです。

私たちの身体は、良くなろうとするときに副交感神経が優位になり、身体や心をリラックスさせます。

このとき心地よいだるさを感じることになります。

このような場合は、無理せず、身体を休ませましょう。

休息させることで回復を促すからです。

慢性の腰痛などの場合、鍼灸をした後に痛みが増すことが稀にありますが、これも瞑眩といわれています。

慢性的疲労で筋肉が硬くなり血行が悪くなります。

その結果、痛みすらを感じなくなっていたところに、施術によって血行が良くなり、痛みやコリを感じるようになったためです。

また、施術した箇所とは別のところが痛くなることもあります。

私たちの身体は、悪い場所が複数箇所ある場合、すべての痛みを感じることができないためです。

悪い箇所の中で最も強い痛みは感じますが、それ以外の箇所の痛みは感じていないため、強い痛みの場所の痛みが和らぐと、次に痛い箇所に痛みを感じるようになるのです。

このことは、施術の効果が確実に出ていることをあらわしています。

大田区 大森 美容鍼 なつめ鍼灸治療院

大田区蒲田で唯一ハリウッドスタイル上田式美容鍼灸Ⓡを取り入れた治療院として、皆様の悩みを解決するためのお手伝いをさせて頂いています。