意外と知らない鍼灸の効果!(3)

東洋医学の考え方!

西洋医学では、病気の原因について目を向けていきます。

そして、その原因を除去することで病気を治療するという方法をとります。

それに対し東洋医学では、身体全体のバランスが崩れることにより、病気が生じるととらえています。

ですから、そのバランスを自然治癒力により戻すことができれば病気が治る、という考え方です。

東洋医学の基本的な考え方として、「気」、「血」、「水」のバランスが保たれている状態が健康状態と考え、「気」、「血」、「水」のバランスの崩れ方によって治療法が異なります。

「気」

体内を流れるエネルギーのことで、元気や気力の『気』という意味があります。

「血」

血液のことです。血液が身体全体に循環することにより、全身に栄養を運び、潤いを与えます。

「水」

血液以外の体内にあるリンパ液やその他の水分のことで「体液」ともいいます。

この「水」は、消化や排泄にも大変大きな影響があります。

そのほか、臓器をスムーズに働かせる作用もあります。

このうち、「気」、「血」が体内を巡るための通り道のことを「経絡」と呼び、これこそが鍼灸治療の重要なポイントである「経穴(ツボ)」の集合体にあたります。

経絡が滞らないように、また滞った経絡を改善するために、経絡の要所、要所にあるポイント「経穴(ツボ)」に鍼や灸を施すことで、「気」や「血」の流れを良くすることが鍼灸治療です。

このようなに西洋医学とは、考え方やとらえ方の相違はありますが、病気の根本的な原因を除去する、という目的はどちらも共通しています。

最近では、同じ医学の異なる領域として、医療の分野では使い分けていくという傾向になってきています。

大田区 大森 美容鍼 なつめ鍼灸治療院

大田区蒲田で唯一ハリウッドスタイル上田式美容鍼灸Ⓡを取り入れた治療院として、皆様の悩みを解決するためのお手伝いをさせて頂いています。